
芸術鑑賞会のご案内
※PC推奨

和楽器から学ぶ命の大切さ
私ども蓮風では毎度の学校公演で和楽器は命の響きのする楽器だと公演中に語らせて頂いております。
和太鼓は木の命であったり牛の命、三味線は犬や猫、多くの生き物の命が使われていると公演中子どもたちに伝えますと。子どもたちのほとんどは「かわいそう~!」とか「ええぇ~ やめてほしい~」と驚きやショックを受けたりしますが、 そこで私たちは「みんなはご飯を食べる前にどうしますか?」と問います。すると「いただきますー」とか「手をあらうー」などと返答があります。
「手を合わせていただきますするよね?これは何をしているの?」と再び問うと 「ありがとう」「感謝してるー」と必ず返ってきます。
みんなも今まで生きてくるためには豚肉や鶏肉、牛肉、野菜、多くの生き物の命をいただいて生きてきてる。だから命をいただく前に感謝するよね。
私たち演奏者も多くの命をいただいてこうして楽器を奏でることができるので命に感謝して楽器を扱ってます。
太鼓になった牛や三味線になった犬は亡くなったあとも素敵な命の音色を奏で、楽器を作ってくれた職人さんたちの想いがこもってるから、みんなの心臓にジンジン響いているんだよ!と子どもたちと演奏を通じて命の大切さを学んでいます。
子どもたちの反応や鑑賞後の感想文を見ていると、とても良く理解し学んでくれていると実感しております。

独自の取り組み


和太鼓ができるまでの資料ファイル
世界最大の打楽器と呼ばれる和太鼓を作る現場はなかなか見る機会がなく、私どもプロの演奏者でも実際に太鼓作りが行われる現場に立ち会うことはまれです。そんな太鼓作りの様子を木を伐り出すところから一つの太鼓が完成し、また職人さんたちの手により木を植林するところまでを子どもたちにもわかりやすく絵本のようにしました。私たちの演奏を支えて下さっている職人さんたちが楽器に込める魂やその仕事風景、そして楽器の命になった何百年と生きてきた大きな大木、太鼓の革になる牛。多くの生き物の命を職人さんたちの手でふたたび新しい楽器として生まれ変わっているということを子どもたちに少しでも広めていけたらなと思います。私たちは今まで舞台で楽器の演奏を通じて命の大切さを伝えてきましたが、こうした資料からより具体的にわかりやすく命がどのようにしてめぐっているのかを知る機会とし、学びの楽しさをご提供できればと思っております。
※写真資料提供 石川県(株)浅野太鼓楽器店

チラシ・ポスターの配布
蓮風による鑑賞会を決めて頂きました学校様には事前に全校生徒数分のチラシを差し上げます。ポスターにつきましても校内掲示や地域掲示板への貼り出しなど必要な枚数差し上げます。
【チラシにつきまして】
表面
私たちが最も大切にしている、
生き物の命からできている日本の伝統楽器。
その色んな種類の伝統楽器を演奏している
蓮風の写真入り紹介チラシになります。
裏面
白紙にしておりますので、
担当者様で日時や、その他詳細事項のご連絡などがございましたら
ご自由に印刷ください。
【ポスターにつきまして】
日付・学校名が無記入ですので、お手数ですがポスターカラーなどで担当者様が直接ご記入下さいますよう、
よろしくお願い申し上げます。

和楽器体験
鑑賞会当日、和太鼓の体験コーナーを設けております。
★10分~20分ほど(要相談) 1度に 10人まで太鼓の体験をしていただけます。
★その場で演奏者の指導に従いリズムを覚え、短時間で私たちプロの演奏者とセッション!
そして体育館の後ろには和楽器の構造などが学べる展示コーナーも設置致します
鑑賞後のお声
今までのデータ
294校
約20万人超
1万9,037枚
約20個
学校公演数
鑑賞人数
いままでいただいた感想文
使用する
楽器の数
(2025年 6月末現在)

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先生方からのお声
2015年 兵庫県高砂市
小学校 松田泰子先生
鑑賞会から連休を経て、授業のとき「どうやった?」と訊きました。
口々にすごかった!かっこ良かった!迫力あった!と。
またある組で”1時間20分の公演はちょっと長かったかな?”と言いますと
”え〜そんな長かったん?めちゃ短く感じたわ!”という声もあがりました。
放課後には1年生担当から
「1年生には難しくて飽きてしまうかと思っていたけど展示コーナーでさわってみて感触や皮の違いを言っていたり、教室へ戻るなりみんながかっこ良かった!すごかった!楽しかった!と言って嬉しかった。感想も平仮名もおぼつかない子も多いけどいっしょうけんめい書いてた」
と伝えてくれました。
また3年生担任からは「あれからユーチューブ視た」と半分くらいの子が言ってたと知らせてくれました。
あの素敵な空気の中で皆さんから醸し出された「和」の音、旋律、そして、お心が子ども達の心の底まで響き渡っていたんだと改めて実感しました。
伝統の楽器、音を大切にされながらの蓮風さんのオリジナル曲にも惹き込まれました。
子ども達の感想文、鑑賞の授業で書かせる時とは比べられないほどていねいに用紙いっぱいに想いを綴っていました。
2014年 滋賀県守山市
小学校 先生
心と体に響く和太鼓と笛の音がとても心地よかったです。
改めて日本の音楽のすばらしさも感じました。
子どもたちも迫力ある演奏に聴き入ってました。
太鼓を作るために動物の命をいただいているという話も、とてもよかったです。
音楽を通して、命について考えるきっかけをいただき感謝です。
すてきな時間をありがとうございました。
2015年 岡山県倉敷市
小学校 先生
和太鼓を含めた様々な和楽器の迫力ある演奏に児童は大変感動していました。
集中して聴いたり、体験したくて手を挙げたりして、興味深く聞く様子が見られました。
めったに聴くことのできない演奏に、職員も感動を覚えたところです。
事前に和太鼓の作られる様子をファイルしていただいたことで、イメージを持って聴くこともできていました。
2016年 東京都大島町立つつじ小学校
西本 亜梨紗先生
